FTMの僕が父になるまで〜妊活病院探し編〜

さて、2人での結婚生活を楽しみつつ

周囲からの質問あるある。

「そろそろ子供考えてないの？」

「ボチボチ子供作らんと！」

「子供はいた方がいいよ。」

総括して

ほっといてくれ！！！

と思っておりました。

色々、家庭によって事情はあるわけで

子供がいることが人生全てではないし

いろんな人生みんな生きてるわけやし

普通とか

当たり前とか

勝手な理想を押し付けてくるじゃないよー！！

欲しかったら勝手に努力するし。

子持ちのおばちゃまから

言われることが多かった気がする。。。

まー、そんなこんなで

病院探しを始めるわけです。

セルフですることも考えましたが

感染リスクとか、

頻回に提供してもらえるか分からないし

僕らは病院で妊活をすることに決定。

でも、中々、病院なんて見つけられず

とりあえず、妊活をしている病院に

片っ端から僕が電話をしてみました。

結果的には惨敗。

僕がFTMで精子提供者も確保するという

前提のもと承諾してもらえないかと

確認するも

どこの病院もホルモン注射を受け入れている病院でも

FTM、性同一性障害という言葉を聞くと

「こちらでは、受け付けられません。」

との返事でした。

とりあえず、妻も検診がてら

そこらへんの病院で状態を見てもらったところ

ホルモン値があまり良くないと

漢方を処方され内服開始。

その影響で太る太る。

で、相変わらずネットサーフィンしまくったり

FTMの友人に聞き回ったり。

で、結局回り回って

友人が妊活をしたというところを

教えてもらいました。

ただ、そちらの病院も

FTMに対しての妊活をしているわけではなく

一般的な夫婦の妊活のみとのこと。

なので精子バンクからの提供などはナシ。

僕がFTMであるということは

一部のスタッフのみが知っている状況。

その他のスタッフは

妻自身が性行為をしたくないが

子供が欲しいということで進めるとのこと。

なので精子については

提供者から頂いたものを

FTMである僕のものとして持ち込む

という形になりました。

1度受診してからは話が早くて

すぐ妊活開始。

その日から内服開始して

次の卵子の育ち具合チェック日も

伝えられました。

ここから、妊活スタートです。